ページの先頭へ△
スポンサードリンク

2024年01月12日

2年半のゴーストホテルを経て旧かりゆしアーバンリゾートナハ復活?はたまた…

tomarine202401120074.jpg

沖縄本島から離島への船の基点ともなっている泊港。その港の施設も入居している泊ふ頭旅客ターミナルビル「とまりん」

その高層階には以前「かりゆしアーバンリゾートナハ」なる人気ホテルが入居も、ターミナルビル自体は3セクで賃貸で運営。しかし3セクだけにボッタクリ賃料に嫌気が差してかりゆしホテルが撤退。それが2021年10月末で、その後1年半のゴーストホテルになったものの、2023年2月に東京の企業「Plan・Do・See(プラン・ドゥ・シー)」がホテル運営に名乗りを上げました。しかしそれから1年経過も一向にホテル開業の雰囲気無し。結果、足かけ2年半もゴーストホテルになっている旧かりゆしアーバンなのでした。

でもその2023年2月当初は工事業者も入ってたまに電気が点いていることもありましたがそれも最初のうちだけ。2023年の新年度(4月)には電気も点かないゴーストホテルに戻っていて結局2023年はずっとゴーストホテル状態でした。

しかし昨日(2024/1/11)の夜から今朝(1/12)にかけて、何故か客室の1室だけ電気が点いていました。まだ廊下の電気が点いているなら分からないでも無いですが、何故か客室1室だけ電気が煌々と点いていました。

まさか誰か入り込んで寝泊まりしている?
ゴーストホテルならぬホームレスホテル??


ただこの元かりゆしアーバンはホテル階へはエレベーターでしか往来できず、そのエレベーターも国道58号線が面する1階のフロント経由なので簡単に侵入はできないはず(泊まったことはないがホテル階までは行ったこと有り)。

しかもホテルフロントらしき部屋が電気が点いているならまだわかりますが、客室の1室だけ電気が点いているのはかなり謎。さらに廊下の電気もこの電気が点いている客室の階は暗いのに、その上下の階は電気が点いているという謎。

はたして再オープンの兆しなのか、はたまた不法侵入者なのか、まさかのリアルゴーストなのか?
まっ、どこに転がっても泊まることは一生ないとは思いますけどねw

そもそも2年半も放置されたホテルは給排水配管系はどれも終わっています。電気系は2年経過しても問題無いも給排水系は使い続けないとあっという間にダメになります。しかもホテルは水を大量に使う施設だけあって3年近い放置プレイはホテル施設としてはジサツ行為。

さらに万が一ホテルとして再スタートするとしても、この規模(客室数269)のホテルを実質「0」から運営するには今の沖縄は超人手不足。箱はあっても人が集まらないので簡単にホテル再開という訳にはいかない気がします。まぁニセコのように「時給2000円」出せば人も集まるかもしれませんけどねw

はたして昨日から今朝にかけての謎の旧かりゆしアーバン客室。再オープンの兆しなのか、リアルゴーストなのか?

朝ランも含めてこの施設の前は時折通るのでチェックして行きたいと思います(ホテル再開には興味ないもゴーストホテルには興味ありw)。

tomarine202401120075.jpg
posted by 離島ドットコム管理人 at 14:06 | 宿・ホテル

2022年11月23日

全国旅行支援・ただいま東京プラス利用レポート!宿泊代超の還元って良いの?

coupon_about_logo.png

GoToトラベルの時はシステムが単純(アナログ)だったので気軽に活用させていただきましたが、今回のなんちゃら旅行支援はとにかくシステムが複雑。いろいろな条件があったり、さらにニュースなどでは「募集開始と同時に完売」とかあると、面倒くさいの一言でした。そもそも完売ということは先着順ということで、先を争ってまでまだコロナ禍が沈静化していない日本を旅したいとは思いませんでした。

ただこの11月の中旬にはもともと沖縄を離れる予定があり、このなんちゃら支援を期待せずに2ヶ月ほど前に通常予約で宿泊先を確保。それなりにお得なお値段だったので再検索するまでもないかな?って思っていたものの、たまたま過去の検索履歴が残っていてそのまま検索してみてビックリ。ちょうどなんちゃら支援再開の翌日で、検索するとその支援による割引プランが目白押し。もともと予約していた宿泊施設も、出発2日前の間際にもかかわらず2ヶ月前予約より安くなっていてさすがに予約を取り直しました(元々の予約が前日までキャンセル料かからないプランだったので)。

さらになんちゃら旅行支援は、宿泊代の割引だけではなくGoToトラベルと同じような宿泊地限定クーポンが付与されるとかしないとか。あまりにノーチェックだったので予備知識なくて半信半疑。まぁあればラッキーぐらいの考えで出発し、そして宿泊施設でチェックインすると見事にそのクーポンをいただけました。しかしGoToトラベルのようなアナログ金券ではなく、超〜面倒くさい中途半端デジタルシステム。理解するのに1日かかりました(よって初日には使用できず)。まぁ基本的に1泊ならその前後の2日間にクーポン使えるものなので利用は2日目でどうにかなりましたけどね。

まずは予約。

今回は楽天トラベルでしたが、宿がキャンペーンに参加していることが前提で、宿プランが「5000円以上のもの」「支援予算が残っていれば」なんちゃら支援は適用されるようです。割引自体は宿泊代の40%。5000円プランなら3000円になる次第です(税込)。ただ注意したいのは40%割引で予約できても、現地のチェックイン時に支援条件となる「ワクチン3回接種証明」ないし「PCR検査陰性証明」がないと、現地で割引分の費用を取られてしまいます。

(コードにはモザイク処理済み)
coupon20221120IMGP5771.jpg

そしてクーポン。

予約時にはそのクーポンの有無が一切書かれていないのですが、宿泊割引とクーポンはセットのようです。チェックインないし宿泊日の翌日が土日祝の場合1000円、翌日が月火水木金の場合3000円の「クーポン権利」がチェックイン時にいただけます。土日宿泊の場合は1000円、日月宿泊の場合は3000円、土日月宿泊の場合は4000円という次第です。今回は日月宿泊だったので満額の3000円相当のクーポン権利となりました。

何故に「クーポン権利」という表現なのかは、GoToトラベルのように金券のようなクーポン券をいただけないからです。最初に紙っぺら1枚をいただけますが、その紙をクーポン券のように使うこともできるものの、使えるお店が超少ない。紙だと23区で「3900店」しか使えませんが、クーポン権利を使うためだけのアプリ「regionPAY」をインストールして紙のQRコードを読み込めば23区で「10450店」で使えるようになります。

また今回はGoToのような1000円単位の金券ではなく「総額の権利」なのでおつりの感覚無く細かい買い物にも自由に使えます。ただ紙だと残額をメモしないとわからなくて不便。アプリならリアルタイムに残額が分かるので、面倒でもアプリを使った方がお得です。最初のチャージ方法は、インストールしたらアプリの「チャージ」を押し、カメラが起動したら紙クーポンのQRコードを読み取るだけ。あとは使うごとに残高がリアルタイムで変化します。

クーポンが使えるお店は飲食店はまちまちなので期待しない方が良さげ。物販は「ビックカメラ・コジマ」「ヤマダ電機」がアプリも紙でも使えるので便利(ヨドバシは使えません)。量販店の独自ポイントは、ヤマダ電機だとポイントが付かない代わりにポイント分が事前に値引きになりました。あと駅ビルとか建物全部で使える場合は、同じお店でも駅ビルに入ったお店のみクーポンが使えたりしますので要チェックです。空港に寄る前に立ち寄りやすい蒲田駅ビル「グランデュオ蒲田」なら、同じ無印良品でもここの店舗ならクーポンが使えます。

coupon20221121032823.jpg

そしてクーポン決済方法。

クーポン専用のレジが設定されているお店(特に家電量販店)があるので、最初に決済前に聞いておきましょう。そしてレジでクーポン利用の旨を告知。すると決済用のQRコードを教えてくれますので、アプリの「支払い」を押してカメラが起動したらQRコードを撮影。すると使うポイント額入力画面が出るので、レジで示された全額でも良いですし、一部でも良いですので金額を手入力して「確定する」ボタンを押します(数値の確定で決済ではないのでまだ決済前で大丈夫)。そして次の画面になったら確認までに店員さんにアプリ画面を見せてその場で「決済する/利用する」を押せば完了です。

画面遷移参考サイト(インプレス)

ただ問題はクーポンが使えるお店の検索性の悪さ。地図検索は現在地中心にしかできないので、事前に行く予定の場所で使えるお店を一切チェックできず。文字検索なら遠くの場所でも検索できるも、エリア分けが市区町村単位でしかできず、駅とか駅近での検索が一切できません。なので検索は使いたいお店をキーワード検索し、ヒットすればその店舗に行くというスタイルがおすすめかも。今いる場所で妥協するより、行きたいお店を選んだ方が良いですよね。

クーポン加盟店検索│ただいま東京プラス

ちなみに今回の3000円権利は、家電量販店で充電電池8本、無印良品で食器3個、合計で3120円と自腹は120円の出費のみ。ちなみにクーポンはチェックアウト日までしか使えませんので余ったら翌日には権利が消えてしまいます。まぁ空港でも使えますが、空港は全般的に単価が高いので空港で使うのはメリットは低め。ヴィドフランスとか単価の安いお店は空港では対象外でしたからね(でもグランデュオのヴィドフランスはクーポン対象)。

ってことで全国旅行支援「ただいま東京プラス」まとめるとこんな感じ。

  • 宿泊割引適用ならクーポン付与
  • チェックイン時にワクチン3回証明書必須
  • アプリクーポンが断然お得
  • クーポンは飲食店より量販店利用がおすすめ
  • 駅ビルなど建物全体クーポン対象が狙い目


ちなみに今回の宿泊代のベースは日月宿泊と元々安価で5400円。40%割引で3240円。3000円クーポン還元で、さらに予約時に旅行サイトで割引後ベースから10%還元。つまり「5400円-2160円/40%-324円/10%-3000円/クーポン」となり、トータルでは「-84円」で儲けになってしまいました。

宿泊したのに支出ゼロどころか儲けが出る。これって良いの???

う〜ん、税金の無駄遣いの感が否めない…(東京の納税者様には申し訳ない…)
posted by 離島ドットコム管理人 at 13:06 | 宿・ホテル

2021年09月30日

沖縄便でLCCはもう不要!フルキャリア使い分けの方がお得♪

solaseed2021DSC00038.jpg

現在沖縄在住ですが、生まれも育ちも東京ですし、現在も仕事関係で東京へ行く必要が多々あります。しかし2021年は沖縄コロナがあの最悪さ(現在も61日連続全国ワースト感染率)。さらに沖縄から行った先の東京も、全国ワースト2位レベルもあって、今年は東京へ行くどころか行く計画すら立てることができずにいます。

そーいえばコロナ前は2ヶ月に1回は東京へ行っていたっけ?

その大半が「LCC」移動でしたが、このコロナ禍もあってLCCのセールはほとんどありませんし、あっても「往復予約で片道限定セール」という、言うなれば「片道セール価格ももう片道でボッタクリ」が見え見え。正直うんざりしている今のLCC。さらにこのコロナ禍でLCCの狭い機内で、沖縄〜東京という長時間缶詰になるのもイヤですからね。

そこに登場したJAL系の「A350機材」。2020年の末に初めて搭乗しあまりに快適もあって、もはやLCCには乗れなくなってしまった次第ですw



でもやっぱりJAL系・ANA系は運賃がやや割高。なので今回はフルキャリアの中でも格安のソラシドも含めて運賃を検討してみました。ちなみに格安フルキャリアのSマークは支援元のANAがあの状態で、航空会社の中で最も破綻予備軍にあたるので検討の対象外とした次第です(そもそもソラシドより割高だし)。

<1ヶ月先の片道航空券>

・JAL系 9910円+0
・ソラシド 7110円+0
・LCC特売 6040円=3990円+PFC450円+座席1000円+手数料600円
・LCC通常 8040円=5990円+PFC450円+座席1000円+手数料600円


<2ヶ月半先の片道航空券>

・JAL系 9310円+0
・ソラシド 6910円+0
・LCC特売 6040円=3990円+PFC450円+座席1000円+手数料600円
・LCC通常 8040円=5990円+PFC450円+座席1000円+手数料600円


<空港移動>

・羽田〜東京駅460円(京急+JR)
・成田〜東京駅1340円(JR)
・羽田成田差額880円




つまりのところ「2ヶ月半先ならLCCのセールよりソラシドの方が安いということ」が判明!これは衝撃的でした。さらに1ヶ月先でもLCCのセールとソラシドでは200円しか差がありません。しかもソラシドなら受託手荷物も20kgまで無料。LCCだと下手すれば+3900円とかになっちゃいます(折り畳み自転車の場合)。機内持込もLCCが7kgに対し、JAL/ソラシドは10kgと差があります(しかも厳密な計測なし)。機材もソラシドはJALのA350ほどの快適さはないもののLCCよりはマシですしね。

何より発着がフルキャリア羽田LCC成田という、天と地の立地の差。運賃こそ880円の差も、移動時間に至っては1時間半〜2時間も違います。

LCCに乗る意味あります?

ただし、ソラシドでは大問題が1つ。

「直前の大規模減便が多い」

9月中旬の段階で10月運航の大幅減便とか平気でやってきますからね。つまり1ヶ月前予約でもその便が実際に運航するか否かは完全にギャンブル。まして2ヶ月先ともなれば宝くじレベルと、LCCも減便はあるもののそれ以上に間際減便が目立つソラシドなので安いものの注意が必要という次第です。

しかしその減便にはパターンがあり、今のところ「日曜便の減便は少なめ」ということが判明。まぁそこまで分析して航空券を取るくらいなら、確実なJALに乗っちゃいますけどねw

ってことで年内に東京へ行かねばならない用事があるので、いろいろ検討した結果、こういう方針になりそうです。

往路は価格重視のソラシド便
復路は快適性重視のJALのA350便

どちらも羽田発着なので時間のロスも少ないですし、何より手荷物が自由。東京へ行って大きな買い物しても持ち帰れますw(郵送しろって…)

でもソラシドでも安いのはあくまで「沖縄県民が便利な時間帯の便」のみ。つまり沖縄を朝発の便は安いものの、観光客に便利な夕方発のものはかなりお高いですけどね。それでも「ソラシド沖縄羽田便」は検討の価値はあると思います。LCCでいろいろ我慢しないで済みますので、いかがでしょう?

ちなみにソラシドは「那覇石垣便」以外は乗ったこと無いのですが、今回感じが良ければ継続的利用も考えます。なのでマイレージ会員的な「ソラシドスマイルクラブ」にも登録してみました。Sマークにはこの手のサービスがなく、航空券予約や購入が超面倒でしたが、ソラシドはクレジットカード情報も登録できるので購入も楽々できますね。



posted by 離島ドットコム管理人 at 13:34 | 格安航空券

2021年02月06日

LCCバス実質消滅!エアポートバス値上げ後は電車の方が安い!!

lccbusend202103010627.jpg


現在大人1000円、子供500円、深夜大人2000円の運賃を、大人1300円、子供650円、深夜大人2600円へそれぞれ30%値上げする。

このニュースは衝撃ってほどじゃないけど、これで東京方面から成田空港へ往来するのに「バス利用は消滅」って感じですね。

LCCバスが単なる高速バスになるだけ!
(ローコストじゃないもん)

値上げ前は「大人1000円/子供500円」が、2021年3月1日以降は「大人1300円/子供650円」になるとのこと。これでも「成田エクスプレス」や「スカイライナー」に比べれば格安ですが、在来線と比較するとバスが明らかに割高になります。個人的にいろいろ研究しているので一発で分かりますからね〜

成田空港〜東京方面の運賃比較

  1. 成田空港〜大手町 1027円(メトロ+京成+JR・歩き2回+乗換3回)
  2. 成田空港〜京成上野 1042円(京成・乗換0)
  3. 成田空港〜日本橋 1149円(メトロ+京成・乗換1回)
  4. 成田空港〜東京 1342円(JR・乗換0)


なんとLCC(ローコスト)のはずのLCCバスなのに、同じ東京駅から乗換なしの「JR(4)」とほぼ同額(バス1300円/JR1342円)。しかもJRなら定刻通りに確実に行けるも、バスは高速渋滞で最悪の場合は1時間以上遅れたこと有り(公称1時間10分も2時間半もかかったことあり)。さらにJRならグリーン車もあって快適(休日+800円/平日+1000円)。さらにさらにJRなら東京駅だけじゃなく、他の駅からも乗車可能ですし、乗換も楽々。横浜駅へも直通ですしね。

でも個人的によく使うのは、同じ乗換なしの「京成線(2)」。上野まで行くものを重宝しています。上野に用があるときは確実ですし、西日暮里でJRに乗り継げば他のエリアへの移動も楽々。何よりどっち(成田・上野)から乗っても始発なので確実に座れますし、安い(1042円)。最安は他(1)にありますが、あのルートは西船橋で10分歩きますし、成田市街でも数分歩くのであまり現実的ではありません(何度かやりましたが懲りましたw)。

LCCバスが値上げで実質消滅なら、東京から行く場合は「京成で京成上野駅」から、横浜だと「JRで横浜駅」からかな?

もちろん深夜・早朝など電車がない場合はバスしか選択肢はなくなりますが、電車でも意外と早朝移動も可能ですけどね。成田空港を8時に発つ便なら、意外と電車でも空港まで行くこともできます。

といっても最近のLCCは、GoToや緊急事態宣言の影響であまり魅力がなくなっているので、以前のように乗らなくなってしまいましたが・・・(以前は毎月乗っていた)。

やっぱり羽田空港が便利だもんw(GoTo重宝したw)

posted by 離島ドットコム管理人 at 17:31 | 格安航空券

2020年10月23日

GoToトラベル地域共通クーポン使ってきた!

本土出張で使いづらいと話題?の「GoToトラベル地域共通クーポン」を使ってきた。

GoToトラベル地域共通クーポン 取得編

gototravelcoupon20201017.jpg

基本的に宿泊代の15%還元で、宿泊代の15%が500円以上なら1000円分のクーポン付与。499円以下は切り捨て。つまり宿泊代が「3334円〜9999円(15%=500円〜1499円)」で1000円分のクーポンが付与されます。

つまり3334円の宿でも、9999円の宿でも付与されるクーポンは1000円ってこと。逆に3333円の宿ではクーポン付与無しで、10000円の宿だと2000円のクーポンになります。ちなみにベースになる宿代は、宿泊予約サイトでの割引などを加味した額で、GoToトラベル自体の35%割引前の額で算出されるようです。今回は3334円〜9999円以内の宿代だったので1泊あたり1000円のクーポンを手に入れた次第です。

GoToトラベル地域共通クーポン付与の仕組み

宿代 3333円×15%=499円→クーポン付与無し
宿代 3334円×15%=500円→1000円クーポン付与
宿代 9999円×15%=1499円→1000円クーポン付与
宿代 10000円×15%=1500円→2000円クーポン付与
宿代 16666円×15%=2499円→2000円クーポン付与
宿代 16667円×15%=2500円→3000円クーポン付与


また利用できるのはチェックイン当日午後3時からチェックアウト当日まで。1泊だとわずか33時間しか使えません。連泊の場合は最初のチェックイン時に全てのクーポンがもらえるので、多少は使い勝手も良いですが、1泊だけの場合で特に夜入りだと使えるのは翌日のみと、使い勝手はとにかく悪いです。また、取得の際に宿泊予約サイトでQRコードを印刷なりスマホなりで宿に提示するって話ですが、実際はその必要はありませんでした。チェックインの際に問答無用でクーポンを渡されました。

GoToトラベル地域共通クーポン 利用店編

使えるお店は「建前上」はお土産などの物販のみ。飲食店では基本的には使えません(何故か牛角とかでは使えるけど)。コンビニでは使えるものの、1000円単位のクーポンで、おつりが一切でないから、実質的にコンビニではなかなか使い切れません。でも使えるお店の中に家電量販店が入っているので、特に家電量販店がない沖縄から本土へ行った際は、この家電量販店で使えることは大きいです。

今のところ「ヨドバシカメラ」「ビックカメラ(コジマ/ソフマップ)」では使えますし、どちらも現金と同じポイント付与されるので使い勝手は良いです。しかもこの2つならネットショップで「取り置き」ができるので、ネットで注文して店舗で受け取る際に、この地域共通クーポン払いすることができます。もちろんおつりは出ませんので、その点は注意が必要です。

gototravelcoupon20201019.jpg

あと今回の出張は片道成田空港便だったのですが、東京駅から成田空港までの1000円バス「エアポートバス東京・成田」に使えることが判明。クーポン額ぴったりなので、これはかなり使い勝手が良いです。ただし、suicaのようにバス乗車時には利用できず、基本的に東京駅の窓口でのみ利用可能。窓口が閉まっている午前6時以前のバスには「基本的に」利用できません。

ここで裏技。公称では「午前6時以前のバスで地域共通クーポン使用不可」となっていますが(バス停にも書いてあります)、前日の窓口が開いている時間に発券しておけばいいだけ(バス会社の人に聞きました)。なので早朝バスにはクーポン使えませんとあっても、やり方次第では使えます。

GoToトラベル地域共通クーポン 利用エリア編

gototravelcoupon20201018.jpg

面倒くさいのが使えるエリア。基本的に宿泊地と隣接する都道府県のみ。本土で泊まった時にもらったクーポンを沖縄に持ち帰っても使えません(鹿児島県泊を除く)。沖縄で使えるなら無理せず沖縄まで持って帰るんだけどな〜。

しかもそのエリアも「隣接」していないエリアでも使えることもあるのが逆に厄介。東京都宿泊時も、確実に隣接していない「静岡県」で使えるという謎のエリア設定。さらに神奈川県宿泊時も海の向こうの「千葉県」で使える謎。まぁ無理矢理「アクアラインで繋がっている」と言えないこともないですが、大分県宿泊時に「山口県」で使えたり、徳島県宿泊時に「兵庫県」と「和歌山県」で使えるのはおかしいのでは?

このエリア分けには、地方議員の癒着の臭いがプンプンしますね〜。

どっちにしても北海道と沖縄では、隣接する都道府県が海の向こうなので、その場でしか使えない現実。でも沖縄から奄美の離島へ旅行した場合、沖縄でも使えるのは大きいですね〜。まぁ奄美の離島の宿がGoToトラベルに登録していればの話ですが・・・


とにもかくにも単なるクーポンなのに、猛烈に頭を使わないと使うに使えない厄介な「地域共通クーポン」。逆にここまで不便に設計する方が難しいよ!ってぐらいのレベルでした。年内にもう1回本土出張を予定していますが、この地域共通クーポンは、事前にいくら取得できて、事前に何処で使うか計画した方が無難です。余って持ち帰ったら、まさに「紙くず」にしかなりませんので・・・(有効期限が33時間)

GoToトラベル地域共通クーポンの使える隣接エリア

【北海道】青森県
【青森県】北海道/岩手県/秋田県
【岩手県】青森県/宮城県/秋田県
【宮城県】岩手県/秋田県/山形県/福島県
【秋田県】青森県/岩手県/宮城県/山形県
【山形県】宮城県/秋田県/福島県/新潟県
【福島県】宮城県/山形県/新潟県/茨城県/栃木県/群馬県
【茨城県】福島県/栃木県/埼玉県/千葉県
【栃木県】福島県/茨城県/群馬県/埼玉県
【群馬県】埼玉県/新潟県/長野県/栃木県/福島県
【埼玉県】東京都/千葉県/茨城県/栃木県/群馬県/山梨県/長野県
【千葉県】東京都/埼玉県/茨城県/神奈川県?
【東京都】神奈川県/千葉県/埼玉県/山梨県/静岡県?
【神奈川県】東京都/山梨県/静岡県/千葉県?
【新潟県】山形県/福島県/群馬県/長野県/富山県
【富山県】石川県/岐阜県/新潟県/長野県
【石川県】福井県/岐阜県/富山県
【福井県】石川県/岐阜県/滋賀県/京都府
【山梨県】東京都/神奈川県/埼玉県/長野県/静岡県
【長野県】群馬県/埼玉県/新潟県/富山県/山梨県/岐阜県/静岡県/愛知県
【岐阜県】富山県/石川県/福井県/長野県/愛知県/三重県/滋賀県
【静岡県】神奈川県/山梨県/長野県/愛知県/東京都?
【愛知県】長野県/岐阜県/静岡県/三重県
【三重県】岐阜県/愛知県/滋賀県/京都府/奈良県/和歌山県
【滋賀県】福井県/岐阜県/三重県/京都府
【京都府】福井県/三重県/滋賀県/大阪府/兵庫県/奈良県
【大阪府】京都府/兵庫県/奈良県/和歌山県
【兵庫県】京都府/大阪府/鳥取県/岡山県/徳島県/香川県
【奈良県】三重県/京都府/大阪府/和歌山県
【和歌山県】三重県/大阪府/奈良県/徳島県?
【鳥取県】兵庫県/島根県/岡山県/広島県
【島根県】鳥取県/広島県/山口県
【岡山県】兵庫県/鳥取県/広島県/香川県
【広島県】島根県/鳥取県/岡山県/山口県/愛媛県
【山口県】島根県/広島県/福岡県/愛媛県/大分県?
【徳島県】香川県/愛媛県/高知県/兵庫県/和歌山県?
【香川県】徳島県/愛媛県/岡山県/兵庫県
【愛媛県】徳島県/香川県/高知県/広島県/山口県/大分県?
【高知県】徳島県/愛媛県
【福岡県】佐賀県/熊本県/大分県/山口県/長崎県?
【佐賀県】福岡県/長崎県
【長崎県】佐賀県/福岡県?/熊本県?
【熊本県】福岡県/大分県/宮崎県/鹿児島県/長崎県?
【大分県】福岡県/熊本県/宮崎県/愛媛県?/山口県?
【宮崎県】大分県/熊本県/鹿児島県
【鹿児島県】熊本県/宮崎県/沖縄県
【沖縄県】鹿児島県


(隣接していないもの多し・船で繋がるなら沖縄〜東京/大阪もじゃない?)

posted by 離島ドットコム管理人 at 13:11 | 宿・ホテル

2020年10月22日

JAL「A350」乗ってきた!もう「777」は乗りたくないほど快適

A350-JAL.png
(引用元:JALホームページ
JALの羽田那覇線に2020年2月に導入されたエアバス機の「A350」。本来なら就航直後に搭乗予定も、コロナの影響で運休。その代替を10月にして、よーやく搭乗。しかし搭乗直前に勝手に通常の「777」に機材変更され、嘘だろ〜ってことでJALに直訴。そもそも運休で便変更させられたものなので、A350の便に変えてもらいどうにか搭乗してきました。

結論から言うとタイトル通り「もう777には乗りたくない」ほどの快適。同じ値段で777とA350なら、絶対にA350の便がおすすめです。



席の並びは普通席で「3+3+3」、クラスJで「2+4+2」、ファーストで「2+2+2」と、正直クラスJより普通席の方が良いのでは?って感じでした。ただ普通席は翼の上より後ろのみ。翼の前の席はクラスJかファーストのみ。今回も普通席の最前列近くだったものの、モロに翼の上でした。



でもその翼も新しい機材だからなのか、そういう仕様なのかわかりませんが、空が移るほどの鏡面仕上げ。見ていて気持ちよくなる翼で、これはこれで悪くないかな?って思いました。そもそもA350は、セルフモニターが全席にあって、それがあれば窓際席の必要ないのでは?って感じ。その理由は・・・



セルフモニターから飛行機に備え付けられているカメラの映像をリアルタイムで見れるから。むしろ窓から見るよりもワイドな光景を楽しめます。むしろ窓際席だとグレアでモニター画面が見にくいので、窓際以外の席の方が良かったかも(今回は窓際席でグレアで撮影が大変だった)。さらにこんな光景も!?



垂直尾翼から飛行機越しの光景。これは窓からも絶対に望めないものでかなり感動。特に旋回時はフライトシミュレーター感覚を楽しめ、ずっとこの画面にしていれば窓際席なんて要らない!って感じでしたね。他にも3Dで地形を再現した映像など、セルフモニターのフライトコンテンツはかなり楽しめます。ちなみにモニターはタッチパネルなので、3Dのアングルも自由自在でした。さらにコンテンツも・・・




一般的なコンテンツが豊富。映画は国内線なので2本しかありませんでしたが(沖縄便で1本見るのがやっとの時間)、短編の動画が多くてかなり楽しめます。中でも今話題の「鬼滅の刃」が1話だけあり、その1話が“神回”「ヒノカミ」だったのには驚き。鬼滅の刃は動画で全話見ましたが、1話だけ見るならどれ?と聞かれれば、まさにこの「ヒノカミ」の回。まさか機内コンテンツで望めるとは思いませんでしたね。他にも電子書籍もあって沖縄ローカルタウン誌「おきなわ倶楽部」を読破。あと音楽コンテンツを聴きながら他のコンテンツを見ることができて便利でした。A350なら機内でスマホは不要ですね。



ちなみに音楽や動画の音は、専用のイヤホンが各席にありますが、自前のイヤホンでも問題無く使えました。またUSBポートもあって充電もできそうでしたね。さらに国内/海外仕様も対応したコンセントもあって、とにかく便利で飽きないA350の席。ただカップホルダーが超使いにくく、一度差し込むとなかなか抜けないのが難点。でもそれ以外は何から何まで快適な「A350」なのでした。

羽田〜那覇線でJAL利用の方は、ぜっっっっっっっっっったいに「A350」の便を選ぶべきです!でも直前に機材変更される場合もあるので要注意ですけどねw

もう「777」には乗りたくないな〜。

ちなみに離着陸時は、セルフモニターでこんな光景も楽しめます(動画撮影)。


(那覇空港離陸シーン)


(羽田空港着陸シーン)

posted by 離島ドットコム管理人 at 08:46 | 格安航空券

2020年08月20日

スカイマークが下地島空港に10月25日就航も…

スカイマークが宮古空港に就航できないので(してもJAL/ANAのいじめで撤退させられる)、裏技で下地島空港への就航が発表されましたね。

#スカイマーク羽田ー下地島
#スカイマーク神戸ー下地島
#スカイマーク那覇ー下地島


確かにこれならJAL/ANAと競合はしませんが、下地島空港は「超」が付くほど不便ですし、何より空港施設利用料(PFC)が宮古空港が0円、那覇空港でも120円なのに対し、下地島空港はボーディングブリッジすらなく、施設もしょぼいのに「550円」。特に酷いのが到着便で、荷物受取スペースを経由するだけで550円は納得できません!(荷物ない人は何一つ施設を使用しないのに550円取られる)

ちなみに羽田空港のPFCは290円、施設が充実している成田空港第3で390円。

下地島空港の国内線PFCは日本一高い!

さらに今回の就航便。「羽田ー下地島」「神戸ー下地島」の他に「那覇ー下地島」もありますが、この短距離路線でも550円ものPFCを搾取されます。さらに超不便な下地島空港なので、平良まで出るとするとバスでも600円。つまり宮古島へ行くためには毎回+1150円もかかるわけ。つまり「那覇ー下地島」だと、運賃が4500円を超えたら、JAL/ANAの宮古島便の方が安い(先得で最安5520円)。

空港の不便さも加味すると、3000円台じゃないと「那覇ー下地島」は乗らないな…
(初回セールの最安3200円だけど…)


正直、17エンドからの着陸風景は「タワマンの夜景」と一緒で「一度見れば満足」なので、もう興味無いです。むしろ17エンドから下りてくる航空機は確かに見たいですが、だったら宮古空港の通常便に乗って、下地島に発着時刻に合わせて行けば良いだけですからね(そもそも搭乗しているとその便は見ることできない)。

それ以前に、今の宮古島には正直なところ、行きたい気持ち低し。工事現場だらけの痛々しい島を、お金をかけて見に行きたくないです。そういう意味ではバニラエア「那覇ー石垣島」便は、本気で重宝したな〜(半年で5往復も乗った)。スカイマークの石垣島就航は、先のJAL/ANAからのいじめが確実なので就航の可能性低し。またこの「那覇ー下地島」便も、コロナの影響で余った機材の運用だと思いますので、通常に戻ればすぐに運休しそうですしね。

あと気になるのがジェットスターの動向。スカイマーク「羽田ー下地島」が就航すると、ジェットスターの「成田ー下地島」は同料金なら誰も乗りませんよね。さらにスカイマーク「神戸ー下地島」も、ジェットスターの「関西ー下地島」と競合するので微妙ですよね。

ちなみにスカイマーク下地島便は10月25日就航。2021年3月27日まではとりあえず運航するみたいです(コロナ運休もあり得ますが)。

しかしこの期間は、ほぼ北風。北側の17エンドから飛行機が下りてこない可能性が高い敷き(南の35エンドから着陸で17エンドは離陸時)。なので唯一のお楽しみの17エンドの光景は、相当な強運じゃない限りこの期間は望めないかもしれませんよ…

<スカイマーク便合成>
skymarkhimoji.jpg

<ジェットスター便合成>
jetstarshimoji.jpg

(ジェットスターの方が絵になっているかもw)
posted by 離島ドットコム管理人 at 11:08 | 格安航空券

2020年04月28日

ホテルWBF運営会社がコロナ破綻!沖縄のWBFホテルはどうなる!?

ホントに昨日のこのニュースにはビックリしました!


WBFホテル&リゾーツが負債160億円で破綻


「WBF」とは「ホワイトベアファミリー」のことで、関西を拠点とする中堅旅行代理店。沖縄にも支店があって、沖縄旅行としてはかなりのシェアを占めている会社の印象があります(旅行代理店本体は今のところ問題なし)。そのグループ会社の「WBFホテル&リゾーツ」が、2020年4月27日に破綻してしまいました(正確には大阪地裁に民事再生法の適用を申請)。

負債額は先の通り「160億円」と、コロナ破綻の中では最大規模。ホテル運営だけならこの額まで負債が膨らむことはありませんが、ホテル建設まで来るとここまで大規模になるのは致し方ありません。ちなみに民事再生法適用となれば、ホテル営業はそのままになりますので、先のファーストキャビンとは違い、すぐに閉館になることはありません(ファースキャビンは東京地方裁判所に破産手続開始の申し立て)。

しかしホテルWBFといば、石垣島に4つもホテルを運営していることもあって、離島としても気になるところ。まぁそのうち2つは他の業者が運営したものを「リ・ブランド」しただけのものですが、残りの2つは0から建設したもの。

#ホテルWBFマルシェ石垣島(新設)

#ホテルWBFポルト石垣島(新設)

#ホテルWBFアビアンパナ石垣島(リ・ブランド)

#ホテルWBFリゾートイン石垣島(リ・ブランド)


また沖縄本島でも泊港近くにある「アクアチッタ(新設)」と、国際通りむつみ橋交差点近くの「アートステイ(リ・ブランド)」もWBF系。さらに情報が少ないですが、2020年7月オープン予定だった「ホテルWBF松山」もあるしいですが、それでも沖縄本島だけだと3つのみで、いかに石垣島への今回の破綻劇のインパクトが強かったかがうかがえます。

overlay-naha-wbfaquacittanaha-0.jpg

#ホテルアクアチッタナハ/ホテルWBF那覇
#ホテルWBFアートステイ那覇
#ホテルWBF松山


しかーーーし、上記の運営は「WBFリゾート沖縄」

「WBFホテル&リゾーツ」とは別会社らしいです。どのみち破綻しても民事再生法適用になれば、営業継続はできるので利用者側は今のところも問題ありません。

ただし、別会社とは言え親会社が同じとなれば経営方針が同じ方向性なのは否めず、WBFリゾート沖縄も経営はかなり厳しいのかと思います。ニュースなどでWBFリゾート沖縄の担当者は「経営に影響無し」と書いていますが、「影響あり」なんて口が裂けても言えるわけありません。そして破綻は担当者レベルが「知らないうち」に起こるものです。

ちなみに瀬長島の「ウミカジテラス」も「瀬長島ホテル」もこの系列。そして全てにおいてインバウンド依存の経営なので、コロナ以前に経営状態は厳しいのは必至。そこにコロナショックが加われば、WBFリゾート沖縄も、今回破綻したWBFホテルアンドリゾーツと同じ道を歩む可能性が高いと思います。いくら別会社でも並列する子会社だと、経営方針は同じ方向性だと思いますので・・・


しかし、WBF同士以上に気になるのは、同じような破綻が他のホテルでも起こりうること。その筆頭に上がるのが、今回のと同じように資金力がそれほど無いのに、無理に拡大路線を進めているあの企業が破綻予備軍と考えられます。


「沖縄UDS」


「UDS」とは「都市デザインシステム」のことで、瀬底島で大規模リゾートホテルを建設途中に破綻させ、島に廃墟を何年も放置させたあの企業です。懲りない企業で、以前は独自開発でしたが、今回は「日建ハウジング」という、沖縄ローカルの中小企業と組み、沖縄各地で乱開発中。ともに資金力が弱い企業なので、コロナ以前から経営状態は大丈夫なの?と思っていたくらいです。

この2つの乱開発は、特に宮古島エリアが多く、既に1件は宙に浮いた状態で止まっているものもあるレベル(伊良部島の大橋たもとのホテル計画)。具体的なものとしては平良港の「ホテルローカス」、クマザの「ザリスケープ」があり、さらに現在「宮古島エアポートホテル」なるものも計画中。さらに古宇利島でも「ワンスイートザコンド沖縄古宇利島」も計画している有様。そのどれもがインバウンド依存傾向なので、経営状態は良いわけがありません。

さらに那覇でも泊港内に泊大橋の柱脚と橋の裏しか見えない「ホテルアンテルーム那覇」を開業させるも、なんと開業1ヶ月半でコロナ休業。ホテルは開業してしばらくは稼働率を無理してでも上げないと建設費をペイできないので、休業以前に廃業そして施設売却レベルの予感。確か沖縄UDSの1回目の破綻時も、那覇の建設中ホテルを高齢者賃貸住宅として売却していたな・・・


正直、現在の沖縄UDS日建ハウジング案件は、完全にインバウンド依存なので、WBFよりも状況は悪いと思います。さらにコロナショックも加われば、今破綻していないのが不思議なくらい。もちろんこれらはあくまで「推測レベル」の話ですが、個人的に沖縄の不動産業界や旅行業界に直接関わっているので、冷静に分析してこう思う次第です。


今後は「WBFリゾート沖縄」と、「沖縄UDS」「日建ハウジング」が、沖縄でのコロナショック(破綻)で注目です。

posted by 離島ドットコム管理人 at 12:59 | 宿・ホテル

2020年04月27日

沖縄GW休業ホテル情報まとめ(2020/4/27時点・沖縄離島ドットコム調べ)

58A0D726A2F1438A889E108BAA2ADB68_L.jpg

ホテルWBFの破綻(4/27)にはビックリしましたが、とりあえずホテル自体は継続営業とのこと。でも沖縄本島だけではなく、離島のホテルもコロナパニックで休業するところが多く、大規模ホテルだけですが、わかる範囲でまとめてみました。ただし情報は大規模ホテルのみで、中小規模の宿泊施設は、正直なところ施設に直接聞かない限り分かりません。開店休業のように結果的休業のところもあれば、自主休業の所もあるので、状況は調べようが無い次第です。

独自に集めた沖縄の休業ホテル(沖縄本島・50音順)


#沖縄かりゆしビーチリゾートオーシャンスパ(4/23-5/31)
#沖縄ハーバービューホテル(4/23-5/31)
#沖縄ホテル(4/20-6/3)
#オキナワマリオットリゾートアンドスパ(4/17-5/31)
#オクマプライベートビーチアンドリゾート(4/16-5/14)
#かねひで恩納マリンビューパレス(4/12-6/30)
#ココガーデンリゾートオキナワ(-5/6)
#コスタビスタ沖縄ホテルアンドスパ(4/20-5/31)
#ザテラスクラブアットブセナ(4/25-5/31)
#サザンビーチホテルアンドリゾート沖縄(4/20-6/30)
#ザナハテラス(4/25-5/31)
#ザブセナテラス(4/16-5/31)
#ジアッタテラスクラブタワーズ(4/16-5/31)
#ジウザテラスビーチクラブヴィラズ(4/13-6/25)
#シェラトン沖縄サンマリーナリゾート(4/20-5/6)
#スマイルホテル沖縄那覇(4/26-6/30)
#ダブルツリーバイヒルトン沖縄北谷リゾート(4/1-6/30)
#ダブルツリーバイヒルトン那覇首里城(4/30-5/31)
#那覇ビーチサイドホテル(5/1-5/31)
#ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄(4/27-5/6)
#ハイアットリージェンシー那覇沖縄(4/16-5/10)
#パシフィックホテル沖縄(4/27-6/14)
#ハレクラニ沖縄(4/21-5/6)
#ベッセルホテルカンパーナ沖縄(4/26-6/30)
#ホテルオリオンモトブリゾートアンドスパ(4/20-5/6)
#ホテルグランビューガーデン沖縄(4/25-4/30)
#ホテルサンセットヒル(4/19-5/31)
#ホテルサン沖縄(4/20-5/31)
#ホテルパームロイヤルナハ(5/1-5/31)
#ホテルブライオン那覇(4/21-5/31)
#ホテルマハイナウェルネスリゾートオキナワ(4/15-6/30)
#ホテルむら咲むら(4/10-5/31)
#ホテルゆがふいんビセ(4/15-6/30)
#ホテルゆがふいんおきなわ(4/24-)
#ホテルロイヤルオリオン(4/20-5/6)
#ホテルロコアナハ(4/11-5/6)
#ユインチホテル南城(4/24-6/30)
#ラグナガーデンホテル(4/26-5/3・5/10-5/13)
#リーガロイヤルグラン沖縄(4/12-5/10)
#リゾートホテルベルパライソ(-6/30)
#ルネッサンスリゾートオキナワ(4/26-5/6)
#ロイヤルホテル沖縄残波岬(5/11-6/11)
#ロワジールホテル那覇本館(4/22-5/31)
#琉球サンロイヤルホテル(4/21-5/31)


独自に集めた沖縄の休業ホテル(離島・50音順)


#アートホテル石垣島(4/16-5/31)
#アラマンダインギャーコーラルヴィレッジ(4/14-5/6)
#西表島ジャングルホテルパイヌマヤ(4/7-5/31)
#沖縄エグゼス石垣島(4/25-5/31)
#久米島イーフビーチホテル(4/20-5/31)
#クラブメッド石垣島(4/13-5/7)
#グランヴィリオリゾート石垣島(4/20-5/31)
#サンタモニカウィンズ/ブリーズベイオーシャン(4/14-5/6)
#はいむるぶし(4/16-5/31)
#ホテルイーストチャイナシー(4/20-5/31)
#ホテルサザンコースト宮古島(-5/31)
#ホテルシギラミラージュ(4/14-5/6)
#ホテルピースアイランド宮古島(4/16-5/31)
#ホテルピースランド石垣島(4/13-5/6)
#ホテルピースリーイン宮古島ネクサス(4/16-5/31)
#ホテルブリーズベイマリーナ(4/14-5/6)
#ホテルロイヤルマリンパレス石垣島(4/16-6/18)
#宮古島東急ホテルアンドリゾーツ(4/25-5/10)

※2020年4月27日時点でわかる範囲・「-(ハイフン)」のみは期間未定
※調査時と休業期間が違う場合もあります

posted by 離島ドットコム管理人 at 14:42 | 宿・ホテル

2019年08月31日

LCCは意外と高い!セール以外はフルキャリアと実質同じ?

lccfullcareer2019.jpg

昨日は「肉まん価格209円セール」もありましたし、7月には「7周年記念で7円セール」なんてものもあるLCCのセール。といってもこの2つとも那覇発着便が多い「ジェットスター」ですが、他のLCCは那覇発着便が少ないのでよくわかりませんw

しかしあくまで「基本運賃」がその価格というだけで、LCCの場合、ここにいろいろ加算されてしまいます。

  • 【予約手数料】カード決済で片道+600円

  • 【空港使用料】那覇+120円/成田+450円/関西+440円/中部+440円

  • 【座席指定手数料】通常席で+590円/足下が広い席で+1190円(時期によって差違有り)

  • 【受託荷物】予約時5kg+1100円/10kg+1300円/15kg+1700円(空港だと15kg+3500円)


予約手数料と空港利用料は問答無用でかかりますが、座席指定はどこでもよければ指定なしで+0円、手荷物も7kg以内で機内持込で+0円にできます。それでも基本運賃以外にいろいろ加算され、那覇〜成田でも以下のように加算されます。ちなみにこれらの追加費用は全て、フルキャリアなら運賃込み込みです(空港施設利用料のみ広告表示運賃とは別の場合有り)。

  • 【座席指定無+受託荷物無】+1170円

  • 【座席指定有+受託荷物無】+1760〜1360円

  • 【座席指定有+受託荷物15kg】+3460〜4670円


さらに成田空港の場合、羽田空港利用時より目的地まで行く交通費が余分にかかります。東京駅まで行くにしても電車だと成田の方が740円余計にかかりますし、時間も1時間も余計にかかります。さらに横浜駅になると1460円も余計にかかりますし、時間も2時間近く余計にかかってしまいます。もちろん安く抑える方法はありますが、その分時間も余計にかかります。

  • 【成田空港→東京駅】JR1320円/バス1000円(約1時間30分)

  • 【羽田空港→東京駅】京急+JR580円(約30分)

  • 【成田空港→横浜駅】JR1940円/京急1690円/バス+JR1470円(約2時間)

  • 【羽田空港→横浜駅】京急480円(約30分)


これらのことを踏まえ、本当のLCCの運賃とフルキャリアの運賃を比較すると・・・

  • 【フルキャリア那覇〜東京駅】9190円
    (=最安運賃8200円+那覇120円+羽田290円+東京駅580円)

  • 【フルキャリア那覇〜横浜駅】9090円
    (=最安運賃8200円+那覇120円+羽田290円+横浜駅480円)

  • 【LCC那覇〜東京駅】基本運賃+3080円
    (=+予約600円+座席590円+那覇120円+成田450円+東京駅1320円)

  • 【LCC那覇〜横浜駅】基本運賃+3700円
    (=+予約600円+座席590円+那覇120円+成田450円+横浜駅1940円)


座席指定はどちらも有り、手荷物はLCCでも7kg以内なら機内持込は無料なので、受託手荷物無しでの比較とします。つまりLCCでもセール以外の通常運賃が5000〜6000円だとしても・・・


LCCの通常運賃はフルキャリアと変わらない


ちなみにLCCのセール以外の通常運賃は、那覇〜成田で5540円が最安なので、早朝や深夜など不便な時間の便でトントン。使い勝手がいい時間帯になるとフルキャリアの方が安いことが多いです。もちろんフルキャリアの場合も、搭乗75日前予約という「早割」ありきの話なので一概には比較できませんが、LCCも間際になると基本運賃が2〜3万円にもなるので予約時期については問わないで比較した次第です。

結果、LCCで那覇〜成田の航空券を購入する場合、東京駅行きなら「6110円」が基本運賃の上限、横浜駅行きなら「5390円」が基本運賃の上限ということになります。つまり・・・


LCCはセール以外の運賃で乗るべきではない


LCCの最安通常運賃が「5540円」なので、横浜駅行きだとすでに最安でもLCCの方が割高。東京駅行きでも使い勝手がいい時間の便だと「6290円」が最安なのでLCCの方が割高。そういう結果になった次第です。

個人で沖縄と本土の往来頻度が多い身だけあって、LCCの登場はホントに助かりますが、搭乗回数が多いとこういう部分も見えてきてしまう次第です。なお、この内容は前提条件ありきの話なので、実際は時期や便によっても変わります。あくまで参考程度でお考えください。


posted by 離島ドットコム管理人 at 16:02 | 格安航空券