ページの先頭へ△
スポンサードリンク

2019年08月31日

LCCは意外と高い!セール以外はフルキャリアと実質同じ?

lccfullcareer2019.jpg

昨日は「肉まん価格209円セール」もありましたし、7月には「7周年記念で7円セール」なんてものもあるLCCのセール。といってもこの2つとも那覇発着便が多い「ジェットスター」ですが、他のLCCは那覇発着便が少ないのでよくわかりませんw

しかしあくまで「基本運賃」がその価格というだけで、LCCの場合、ここにいろいろ加算されてしまいます。

  • 【予約手数料】カード決済で片道+600円

  • 【空港使用料】那覇+120円/成田+450円/関西+440円/中部+440円

  • 【座席指定手数料】通常席で+590円/足下が広い席で+1190円(時期によって差違有り)

  • 【受託荷物】予約時5kg+1100円/10kg+1300円/15kg+1700円(空港だと15kg+3500円)


予約手数料と空港利用料は問答無用でかかりますが、座席指定はどこでもよければ指定なしで+0円、手荷物も7kg以内で機内持込で+0円にできます。それでも基本運賃以外にいろいろ加算され、那覇〜成田でも以下のように加算されます。ちなみにこれらの追加費用は全て、フルキャリアなら運賃込み込みです(空港施設利用料のみ広告表示運賃とは別の場合有り)。

  • 【座席指定無+受託荷物無】+1170円

  • 【座席指定有+受託荷物無】+1760〜1360円

  • 【座席指定有+受託荷物15kg】+3460〜4670円


さらに成田空港の場合、羽田空港利用時より目的地まで行く交通費が余分にかかります。東京駅まで行くにしても電車だと成田の方が740円余計にかかりますし、時間も1時間も余計にかかります。さらに横浜駅になると1460円も余計にかかりますし、時間も2時間近く余計にかかってしまいます。もちろん安く抑える方法はありますが、その分時間も余計にかかります。

  • 【成田空港→東京駅】JR1320円/バス1000円(約1時間30分)

  • 【羽田空港→東京駅】京急+JR580円(約30分)

  • 【成田空港→横浜駅】JR1940円/京急1690円/バス+JR1470円(約2時間)

  • 【羽田空港→横浜駅】京急480円(約30分)


これらのことを踏まえ、本当のLCCの運賃とフルキャリアの運賃を比較すると・・・

  • 【フルキャリア那覇〜東京駅】9190円
    (=最安運賃8200円+那覇120円+羽田290円+東京駅580円)

  • 【フルキャリア那覇〜横浜駅】9090円
    (=最安運賃8200円+那覇120円+羽田290円+横浜駅480円)

  • 【LCC那覇〜東京駅】基本運賃+3080円
    (=+予約600円+座席590円+那覇120円+成田450円+東京駅1320円)

  • 【LCC那覇〜横浜駅】基本運賃+3700円
    (=+予約600円+座席590円+那覇120円+成田450円+横浜駅1940円)


座席指定はどちらも有り、手荷物はLCCでも7kg以内なら機内持込は無料なので、受託手荷物無しでの比較とします。つまりLCCでもセール以外の通常運賃が5000〜6000円だとしても・・・


LCCの通常運賃はフルキャリアと変わらない


ちなみにLCCのセール以外の通常運賃は、那覇〜成田で5540円が最安なので、早朝や深夜など不便な時間の便でトントン。使い勝手がいい時間帯になるとフルキャリアの方が安いことが多いです。もちろんフルキャリアの場合も、搭乗75日前予約という「早割」ありきの話なので一概には比較できませんが、LCCも間際になると基本運賃が2〜3万円にもなるので予約時期については問わないで比較した次第です。

結果、LCCで那覇〜成田の航空券を購入する場合、東京駅行きなら「6110円」が基本運賃の上限、横浜駅行きなら「5390円」が基本運賃の上限ということになります。つまり・・・


LCCはセール以外の運賃で乗るべきではない


LCCの最安通常運賃が「5540円」なので、横浜駅行きだとすでに最安でもLCCの方が割高。東京駅行きでも使い勝手がいい時間の便だと「6290円」が最安なのでLCCの方が割高。そういう結果になった次第です。

個人で沖縄と本土の往来頻度が多い身だけあって、LCCの登場はホントに助かりますが、搭乗回数が多いとこういう部分も見えてきてしまう次第です。なお、この内容は前提条件ありきの話なので、実際は時期や便によっても変わります。あくまで参考程度でお考えください。


posted by 離島ドットコム管理人 at 16:02 | 格安航空券

2019年08月30日

LCCの激安セールの裏技は「火曜戻りの航空券購入」!

今日の午後3時から、最安209円の「肉まん価格セール」が、LCCジェットスターが開催。



といってもここに予約手数料600円、空港利用料那覇120円/成田中部関空360-410円がかかります。さらに座席指定すれば480-1080円かかりますので、「209円セール」といっても、実際は座席指定なしでも1200円、座席指定すれば2000円ぐらいになります。

それでも激安ですけどね〜。

搭乗期間は「2019/11/6-2020/02/06(成田那覇)」「2019/11/12-2020/02/06(関西那覇)」「2019/10/29-2020/02/06(中部那覇)」。もちろん年末年始や連休前後は対象外。さらに「火水木」の曜日限定なので、週末に使うとなると現地に5泊も必要になります。以前は航空券を安くしたいので、本土に5泊とかしていたな〜。

しかしよくよく考えると、本土での余計な宿泊代で、航空券代の安さは全部吹っ飛んでいるんですよね。土日滞在の目的なら2泊で済むところ、5泊もするとなると無駄に3泊していることになりますからね。1泊5000円でも15000円、1泊1万円なら3万円もロスしていることになります。それだと航空券が2000円でも、結果的に高くつく次第です。なので最近はこういう裏技を使って、沖縄〜本土を安く移動しています。

「片道だけ激安セール便」

この「火水木」の火曜便か木曜便のみセールで確保し、もう片道はフルキャリア便を利用。週末なら「木曜便に乗って日曜便で帰る」ないし「土曜便に乗って火曜便で帰る」のが安上がりになります。どちらも3泊のみで済みますので、宿泊代は安く上がります。さらにここでその宿泊代も安くするコツ。

「土日月泊」

これなら週末料金は土曜日のみ。そして日月は週で最も宿泊代が安く設定されるので、オトクに宿泊できる次第です。逆に「木金土泊」だと、全部週末料金になるので、同じ3泊でも割高になります。下手すると「木金土泊」は「土日月泊」の倍以上になることも。

あとは土曜の宿泊代をいかに安くあげるかですが、土曜は最終便で飛んで仮眠程度にするとか、オールで飲むとか、いろいろ方法はあります。何より日月泊は料金設定が安いので、土曜が高くても元が取れるレベルなんですよね。

しかもLCCの激安セールで片道だけの予約なら、万が一行けなくなってもロスは片道のみ。しかもセールならロスしても影響は少ない額です。ちなみにLCCのセールで買った激安航空券だと、キャンセルしても手数料の方が高くなるので基本「放置」でOKです。

また予約時も片道のみならセールでも席を確保しやすいのもメリット。往復だと片道OKでももう片道NGだと、往復ともにNGになっちゃいます。さらに手間も2倍かかるので、その間に満席って場合も多々あります。LCCのセールは基本「片道予約」ですね。

ってことでまとめ。

LCCの激安セールの裏技 まとめ

  • 日程は土曜〜火曜がおすすめ
  • LCCセールでは火曜の戻りの片道のみ予約
  • 土曜はフルキャリア便を予約
  • 宿泊は日曜・月曜の安いプランを利用
  • 宿泊代が高い土曜は仮眠程度かオールで飲む

いかがでしょう?私はこれでかなり安く「沖縄〜本土」を往来しています。毎回「3泊航空券代込み」で30000円以下です(通常の3泊込みの往復航空券だと格安ツアーでも40000円超)。

<3泊4日で30000円内訳(実際はもっと安い)>

  • 【行きのフルキャリア】10000円(早割活用)
  • 【帰りのLCC】2000円(セール活用)
  • 【日月の宿泊代】10000円(2泊分・最安で6000円も可能)
  • 【土曜オール飲み】8000円(最安で5000円でも可能)
  • 【土曜仮眠】スパなど5000円(最安で3000円でも可能)

posted by 離島ドットコム管理人 at 14:33 | 格安航空券