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2020年10月23日

GoToトラベル地域共通クーポン使ってきた!

本土出張で使いづらいと話題?の「GoToトラベル地域共通クーポン」を使ってきた。

GoToトラベル地域共通クーポン 取得編

gototravelcoupon20201017.jpg

基本的に宿泊代の15%還元で、宿泊代の15%が500円以上なら1000円分のクーポン付与。499円以下は切り捨て。つまり宿泊代が「3334円〜9999円(15%=500円〜1499円)」で1000円分のクーポンが付与されます。

つまり3334円の宿でも、9999円の宿でも付与されるクーポンは1000円ってこと。逆に3333円の宿ではクーポン付与無しで、10000円の宿だと2000円のクーポンになります。ちなみにベースになる宿代は、宿泊予約サイトでの割引などを加味した額で、GoToトラベル自体の35%割引前の額で算出されるようです。今回は3334円〜9999円以内の宿代だったので1泊あたり1000円のクーポンを手に入れた次第です。

GoToトラベル地域共通クーポン付与の仕組み

宿代 3333円×15%=499円→クーポン付与無し
宿代 3334円×15%=500円→1000円クーポン付与
宿代 9999円×15%=1499円→1000円クーポン付与
宿代 10000円×15%=1500円→2000円クーポン付与
宿代 16666円×15%=2499円→2000円クーポン付与
宿代 16667円×15%=2500円→3000円クーポン付与


また利用できるのはチェックイン当日午後3時からチェックアウト当日まで。1泊だとわずか33時間しか使えません。連泊の場合は最初のチェックイン時に全てのクーポンがもらえるので、多少は使い勝手も良いですが、1泊だけの場合で特に夜入りだと使えるのは翌日のみと、使い勝手はとにかく悪いです。また、取得の際に宿泊予約サイトでQRコードを印刷なりスマホなりで宿に提示するって話ですが、実際はその必要はありませんでした。チェックインの際に問答無用でクーポンを渡されました。

GoToトラベル地域共通クーポン 利用店編

使えるお店は「建前上」はお土産などの物販のみ。飲食店では基本的には使えません(何故か牛角とかでは使えるけど)。コンビニでは使えるものの、1000円単位のクーポンで、おつりが一切でないから、実質的にコンビニではなかなか使い切れません。でも使えるお店の中に家電量販店が入っているので、特に家電量販店がない沖縄から本土へ行った際は、この家電量販店で使えることは大きいです。

今のところ「ヨドバシカメラ」「ビックカメラ(コジマ/ソフマップ)」では使えますし、どちらも現金と同じポイント付与されるので使い勝手は良いです。しかもこの2つならネットショップで「取り置き」ができるので、ネットで注文して店舗で受け取る際に、この地域共通クーポン払いすることができます。もちろんおつりは出ませんので、その点は注意が必要です。

gototravelcoupon20201019.jpg

あと今回の出張は片道成田空港便だったのですが、東京駅から成田空港までの1000円バス「エアポートバス東京・成田」に使えることが判明。クーポン額ぴったりなので、これはかなり使い勝手が良いです。ただし、suicaのようにバス乗車時には利用できず、基本的に東京駅の窓口でのみ利用可能。窓口が閉まっている午前6時以前のバスには「基本的に」利用できません。

ここで裏技。公称では「午前6時以前のバスで地域共通クーポン使用不可」となっていますが(バス停にも書いてあります)、前日の窓口が開いている時間に発券しておけばいいだけ(バス会社の人に聞きました)。なので早朝バスにはクーポン使えませんとあっても、やり方次第では使えます。

GoToトラベル地域共通クーポン 利用エリア編

gototravelcoupon20201018.jpg

面倒くさいのが使えるエリア。基本的に宿泊地と隣接する都道府県のみ。本土で泊まった時にもらったクーポンを沖縄に持ち帰っても使えません(鹿児島県泊を除く)。沖縄で使えるなら無理せず沖縄まで持って帰るんだけどな〜。

しかもそのエリアも「隣接」していないエリアでも使えることもあるのが逆に厄介。東京都宿泊時も、確実に隣接していない「静岡県」で使えるという謎のエリア設定。さらに神奈川県宿泊時も海の向こうの「千葉県」で使える謎。まぁ無理矢理「アクアラインで繋がっている」と言えないこともないですが、大分県宿泊時に「山口県」で使えたり、徳島県宿泊時に「兵庫県」と「和歌山県」で使えるのはおかしいのでは?

このエリア分けには、地方議員の癒着の臭いがプンプンしますね〜。

どっちにしても北海道と沖縄では、隣接する都道府県が海の向こうなので、その場でしか使えない現実。でも沖縄から奄美の離島へ旅行した場合、沖縄でも使えるのは大きいですね〜。まぁ奄美の離島の宿がGoToトラベルに登録していればの話ですが・・・


とにもかくにも単なるクーポンなのに、猛烈に頭を使わないと使うに使えない厄介な「地域共通クーポン」。逆にここまで不便に設計する方が難しいよ!ってぐらいのレベルでした。年内にもう1回本土出張を予定していますが、この地域共通クーポンは、事前にいくら取得できて、事前に何処で使うか計画した方が無難です。余って持ち帰ったら、まさに「紙くず」にしかなりませんので・・・(有効期限が33時間)

GoToトラベル地域共通クーポンの使える隣接エリア

【北海道】青森県
【青森県】北海道/岩手県/秋田県
【岩手県】青森県/宮城県/秋田県
【宮城県】岩手県/秋田県/山形県/福島県
【秋田県】青森県/岩手県/宮城県/山形県
【山形県】宮城県/秋田県/福島県/新潟県
【福島県】宮城県/山形県/新潟県/茨城県/栃木県/群馬県
【茨城県】福島県/栃木県/埼玉県/千葉県
【栃木県】福島県/茨城県/群馬県/埼玉県
【群馬県】埼玉県/新潟県/長野県/栃木県/福島県
【埼玉県】東京都/千葉県/茨城県/栃木県/群馬県/山梨県/長野県
【千葉県】東京都/埼玉県/茨城県/神奈川県?
【東京都】神奈川県/千葉県/埼玉県/山梨県/静岡県?
【神奈川県】東京都/山梨県/静岡県/千葉県?
【新潟県】山形県/福島県/群馬県/長野県/富山県
【富山県】石川県/岐阜県/新潟県/長野県
【石川県】福井県/岐阜県/富山県
【福井県】石川県/岐阜県/滋賀県/京都府
【山梨県】東京都/神奈川県/埼玉県/長野県/静岡県
【長野県】群馬県/埼玉県/新潟県/富山県/山梨県/岐阜県/静岡県/愛知県
【岐阜県】富山県/石川県/福井県/長野県/愛知県/三重県/滋賀県
【静岡県】神奈川県/山梨県/長野県/愛知県/東京都?
【愛知県】長野県/岐阜県/静岡県/三重県
【三重県】岐阜県/愛知県/滋賀県/京都府/奈良県/和歌山県
【滋賀県】福井県/岐阜県/三重県/京都府
【京都府】福井県/三重県/滋賀県/大阪府/兵庫県/奈良県
【大阪府】京都府/兵庫県/奈良県/和歌山県
【兵庫県】京都府/大阪府/鳥取県/岡山県/徳島県/香川県
【奈良県】三重県/京都府/大阪府/和歌山県
【和歌山県】三重県/大阪府/奈良県/徳島県?
【鳥取県】兵庫県/島根県/岡山県/広島県
【島根県】鳥取県/広島県/山口県
【岡山県】兵庫県/鳥取県/広島県/香川県
【広島県】島根県/鳥取県/岡山県/山口県/愛媛県
【山口県】島根県/広島県/福岡県/愛媛県/大分県?
【徳島県】香川県/愛媛県/高知県/兵庫県/和歌山県?
【香川県】徳島県/愛媛県/岡山県/兵庫県
【愛媛県】徳島県/香川県/高知県/広島県/山口県/大分県?
【高知県】徳島県/愛媛県
【福岡県】佐賀県/熊本県/大分県/山口県/長崎県?
【佐賀県】福岡県/長崎県
【長崎県】佐賀県/福岡県?/熊本県?
【熊本県】福岡県/大分県/宮崎県/鹿児島県/長崎県?
【大分県】福岡県/熊本県/宮崎県/愛媛県?/山口県?
【宮崎県】大分県/熊本県/鹿児島県
【鹿児島県】熊本県/宮崎県/沖縄県
【沖縄県】鹿児島県


(隣接していないもの多し・船で繋がるなら沖縄〜東京/大阪もじゃない?)

posted by 離島ドットコム管理人 at 13:11 | 宿・ホテル

2020年10月22日

JAL「A350」乗ってきた!もう「777」は乗りたくないほど快適

A350-JAL.png
(引用元:JALホームページ
JALの羽田那覇線に2020年2月に導入されたエアバス機の「A350」。本来なら就航直後に搭乗予定も、コロナの影響で運休。その代替を10月にして、よーやく搭乗。しかし搭乗直前に勝手に通常の「777」に機材変更され、嘘だろ〜ってことでJALに直訴。そもそも運休で便変更させられたものなので、A350の便に変えてもらいどうにか搭乗してきました。

結論から言うとタイトル通り「もう777には乗りたくない」ほどの快適。同じ値段で777とA350なら、絶対にA350の便がおすすめです。



席の並びは普通席で「3+3+3」、クラスJで「2+4+2」、ファーストで「2+2+2」と、正直クラスJより普通席の方が良いのでは?って感じでした。ただ普通席は翼の上より後ろのみ。翼の前の席はクラスJかファーストのみ。今回も普通席の最前列近くだったものの、モロに翼の上でした。



でもその翼も新しい機材だからなのか、そういう仕様なのかわかりませんが、空が移るほどの鏡面仕上げ。見ていて気持ちよくなる翼で、これはこれで悪くないかな?って思いました。そもそもA350は、セルフモニターが全席にあって、それがあれば窓際席の必要ないのでは?って感じ。その理由は・・・



セルフモニターから飛行機に備え付けられているカメラの映像をリアルタイムで見れるから。むしろ窓から見るよりもワイドな光景を楽しめます。むしろ窓際席だとグレアでモニター画面が見にくいので、窓際以外の席の方が良かったかも(今回は窓際席でグレアで撮影が大変だった)。さらにこんな光景も!?



垂直尾翼から飛行機越しの光景。これは窓からも絶対に望めないものでかなり感動。特に旋回時はフライトシミュレーター感覚を楽しめ、ずっとこの画面にしていれば窓際席なんて要らない!って感じでしたね。他にも3Dで地形を再現した映像など、セルフモニターのフライトコンテンツはかなり楽しめます。ちなみにモニターはタッチパネルなので、3Dのアングルも自由自在でした。さらにコンテンツも・・・




一般的なコンテンツが豊富。映画は国内線なので2本しかありませんでしたが(沖縄便で1本見るのがやっとの時間)、短編の動画が多くてかなり楽しめます。中でも今話題の「鬼滅の刃」が1話だけあり、その1話が“神回”「ヒノカミ」だったのには驚き。鬼滅の刃は動画で全話見ましたが、1話だけ見るならどれ?と聞かれれば、まさにこの「ヒノカミ」の回。まさか機内コンテンツで望めるとは思いませんでしたね。他にも電子書籍もあって沖縄ローカルタウン誌「おきなわ倶楽部」を読破。あと音楽コンテンツを聴きながら他のコンテンツを見ることができて便利でした。A350なら機内でスマホは不要ですね。



ちなみに音楽や動画の音は、専用のイヤホンが各席にありますが、自前のイヤホンでも問題無く使えました。またUSBポートもあって充電もできそうでしたね。さらに国内/海外仕様も対応したコンセントもあって、とにかく便利で飽きないA350の席。ただカップホルダーが超使いにくく、一度差し込むとなかなか抜けないのが難点。でもそれ以外は何から何まで快適な「A350」なのでした。

羽田〜那覇線でJAL利用の方は、ぜっっっっっっっっっったいに「A350」の便を選ぶべきです!でも直前に機材変更される場合もあるので要注意ですけどねw

もう「777」には乗りたくないな〜。

ちなみに離着陸時は、セルフモニターでこんな光景も楽しめます(動画撮影)。


(那覇空港離陸シーン)


(羽田空港着陸シーン)

posted by 離島ドットコム管理人 at 08:46 | 格安航空券