ページの先頭へ△
スポンサードリンク

2022年11月23日

全国旅行支援・ただいま東京プラス利用レポート!宿泊代超の還元って良いの?

coupon_about_logo.png

GoToトラベルの時はシステムが単純(アナログ)だったので気軽に活用させていただきましたが、今回のなんちゃら旅行支援はとにかくシステムが複雑。いろいろな条件があったり、さらにニュースなどでは「募集開始と同時に完売」とかあると、面倒くさいの一言でした。そもそも完売ということは先着順ということで、先を争ってまでまだコロナ禍が沈静化していない日本を旅したいとは思いませんでした。

ただこの11月の中旬にはもともと沖縄を離れる予定があり、このなんちゃら支援を期待せずに2ヶ月ほど前に通常予約で宿泊先を確保。それなりにお得なお値段だったので再検索するまでもないかな?って思っていたものの、たまたま過去の検索履歴が残っていてそのまま検索してみてビックリ。ちょうどなんちゃら支援再開の翌日で、検索するとその支援による割引プランが目白押し。もともと予約していた宿泊施設も、出発2日前の間際にもかかわらず2ヶ月前予約より安くなっていてさすがに予約を取り直しました(元々の予約が前日までキャンセル料かからないプランだったので)。

さらになんちゃら旅行支援は、宿泊代の割引だけではなくGoToトラベルと同じような宿泊地限定クーポンが付与されるとかしないとか。あまりにノーチェックだったので予備知識なくて半信半疑。まぁあればラッキーぐらいの考えで出発し、そして宿泊施設でチェックインすると見事にそのクーポンをいただけました。しかしGoToトラベルのようなアナログ金券ではなく、超〜面倒くさい中途半端デジタルシステム。理解するのに1日かかりました(よって初日には使用できず)。まぁ基本的に1泊ならその前後の2日間にクーポン使えるものなので利用は2日目でどうにかなりましたけどね。

まずは予約。

今回は楽天トラベルでしたが、宿がキャンペーンに参加していることが前提で、宿プランが「5000円以上のもの」「支援予算が残っていれば」なんちゃら支援は適用されるようです。割引自体は宿泊代の40%。5000円プランなら3000円になる次第です(税込)。ただ注意したいのは40%割引で予約できても、現地のチェックイン時に支援条件となる「ワクチン3回接種証明」ないし「PCR検査陰性証明」がないと、現地で割引分の費用を取られてしまいます。

(コードにはモザイク処理済み)
coupon20221120IMGP5771.jpg

そしてクーポン。

予約時にはそのクーポンの有無が一切書かれていないのですが、宿泊割引とクーポンはセットのようです。チェックインないし宿泊日の翌日が土日祝の場合1000円、翌日が月火水木金の場合3000円の「クーポン権利」がチェックイン時にいただけます。土日宿泊の場合は1000円、日月宿泊の場合は3000円、土日月宿泊の場合は4000円という次第です。今回は日月宿泊だったので満額の3000円相当のクーポン権利となりました。

何故に「クーポン権利」という表現なのかは、GoToトラベルのように金券のようなクーポン券をいただけないからです。最初に紙っぺら1枚をいただけますが、その紙をクーポン券のように使うこともできるものの、使えるお店が超少ない。紙だと23区で「3900店」しか使えませんが、クーポン権利を使うためだけのアプリ「regionPAY」をインストールして紙のQRコードを読み込めば23区で「10450店」で使えるようになります。

また今回はGoToのような1000円単位の金券ではなく「総額の権利」なのでおつりの感覚無く細かい買い物にも自由に使えます。ただ紙だと残額をメモしないとわからなくて不便。アプリならリアルタイムに残額が分かるので、面倒でもアプリを使った方がお得です。最初のチャージ方法は、インストールしたらアプリの「チャージ」を押し、カメラが起動したら紙クーポンのQRコードを読み取るだけ。あとは使うごとに残高がリアルタイムで変化します。

クーポンが使えるお店は飲食店はまちまちなので期待しない方が良さげ。物販は「ビックカメラ・コジマ」「ヤマダ電機」がアプリも紙でも使えるので便利(ヨドバシは使えません)。量販店の独自ポイントは、ヤマダ電機だとポイントが付かない代わりにポイント分が事前に値引きになりました。あと駅ビルとか建物全部で使える場合は、同じお店でも駅ビルに入ったお店のみクーポンが使えたりしますので要チェックです。空港に寄る前に立ち寄りやすい蒲田駅ビル「グランデュオ蒲田」なら、同じ無印良品でもここの店舗ならクーポンが使えます。

coupon20221121032823.jpg

そしてクーポン決済方法。

クーポン専用のレジが設定されているお店(特に家電量販店)があるので、最初に決済前に聞いておきましょう。そしてレジでクーポン利用の旨を告知。すると決済用のQRコードを教えてくれますので、アプリの「支払い」を押してカメラが起動したらQRコードを撮影。すると使うポイント額入力画面が出るので、レジで示された全額でも良いですし、一部でも良いですので金額を手入力して「確定する」ボタンを押します(数値の確定で決済ではないのでまだ決済前で大丈夫)。そして次の画面になったら確認までに店員さんにアプリ画面を見せてその場で「決済する/利用する」を押せば完了です。

画面遷移参考サイト(インプレス)

ただ問題はクーポンが使えるお店の検索性の悪さ。地図検索は現在地中心にしかできないので、事前に行く予定の場所で使えるお店を一切チェックできず。文字検索なら遠くの場所でも検索できるも、エリア分けが市区町村単位でしかできず、駅とか駅近での検索が一切できません。なので検索は使いたいお店をキーワード検索し、ヒットすればその店舗に行くというスタイルがおすすめかも。今いる場所で妥協するより、行きたいお店を選んだ方が良いですよね。

クーポン加盟店検索│ただいま東京プラス

ちなみに今回の3000円権利は、家電量販店で充電電池8本、無印良品で食器3個、合計で3120円と自腹は120円の出費のみ。ちなみにクーポンはチェックアウト日までしか使えませんので余ったら翌日には権利が消えてしまいます。まぁ空港でも使えますが、空港は全般的に単価が高いので空港で使うのはメリットは低め。ヴィドフランスとか単価の安いお店は空港では対象外でしたからね(でもグランデュオのヴィドフランスはクーポン対象)。

ってことで全国旅行支援「ただいま東京プラス」まとめるとこんな感じ。

  • 宿泊割引適用ならクーポン付与
  • チェックイン時にワクチン3回証明書必須
  • アプリクーポンが断然お得
  • クーポンは飲食店より量販店利用がおすすめ
  • 駅ビルなど建物全体クーポン対象が狙い目


ちなみに今回の宿泊代のベースは日月宿泊と元々安価で5400円。40%割引で3240円。3000円クーポン還元で、さらに予約時に旅行サイトで割引後ベースから10%還元。つまり「5400円-2160円/40%-324円/10%-3000円/クーポン」となり、トータルでは「-84円」で儲けになってしまいました。

宿泊したのに支出ゼロどころか儲けが出る。これって良いの???

う〜ん、税金の無駄遣いの感が否めない…(東京の納税者様には申し訳ない…)
posted by 離島ドットコム管理人 at 13:06 | 宿・ホテル